オゾン発生器が救急車でも使われているって本当ですか?

オゾン発生器が救急車でも使われているって本当ですか?

はい、本当です。

オゾンには殺菌消毒効果があり、残留性がなく安全性が高いことから救急車をはじめとする緊急車両にも多く利用されています。
有名なところで言うとタムラテコの「バクテクターO3」という製品が東京消防庁所属の救急車全台に搭載され、搬送時の感染防止に寄与しています。

東京消防庁所属の救急車全台に搭載される「バクテクターO3」

出典:タムラテコ

平成20年9月2日に、新型インフルエンザ感染防護資器材、及びオゾン発生器一式が、消防庁より一般入札公告されています。
このときの新型インフルエンザに限らず、オゾンがウイルス予防対策として国や自治体から認められていることがわかります。
以下は、当時の資料から抜粋です。

社会機能を維持するために不可欠な消防機関を所管する消防庁においても、新型インフルエンザ発生時に、各都道府県、消防機関、関係省庁等の関係機関との連絡、調整を適格に行い、適切且つ迅速に対処するための応急体制を整備することが必要となる。新型インフルエンザは外国で感染し、帰国した者から感染する確率が高いことから、今回、日本の主要空港である新東京国際空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡国際空港を管轄する消防機関に新型インフルエンザ感染防護資器材及びオゾン発生器一式を配備し、当該事案が発生した場合に、救急隊員が傷病者からの感染を防止とともに、救急自動車を介した間接的感染を防止するために適切な消毒を行うことを目的として調達するものである。

消防庁より一般入札公告があったことや、実際に救急車などの緊急車両にオゾン発生器が設置されていること。
これはオゾンについての官公庁(国や自治体)の見解を示すものに他なりません。

特にバクテクターO3にこだわる必要はありませんが、本機は日本オゾン先端技術研究所の認定済み製品であり、品質や実績には申し分がない製品と言えるでしょう。また、オプションにはなりますが、オゾン自動制御モニターによる有人環境下で24時間連続稼動も可能です。
この製品に興味がある方は、口コミや評判をご自身で調べるなどして、(販売価格が安くないことから)この製品である必要性があるのかを今一度冷静に考えてみてはいかがでしょうか。
なお、2018年11月から、バクテクターO3は株式会社シティライフ専売品となったため、この製品のお問い合わせ及びご購入はタムラテコではなく、株式会社シティライフに連絡するとスムーズです。

蛇足ですが、「バクテクターO3が救急車に導入されている」と耳にすると、どうしてもバクテクターO3だけがすごいように聞こえますが、この話しの本質は「品質が高いオゾン発生器は感染防止・抑止を目的に緊急車両でも使用されている」という点です。

バクテクターO3は、販売価格が20万円弱するなど、誰もが簡単に導入できる製品でないこともまた事実です。
予算的にバクテクターO3を導入できる方は本機を導入するも良し、予算的に厳しいようであれば、品質が高い他の同等製品を検討するも良し。私たちの願いは、「品質が高いオゾン発生器が今より普及し、社会の公衆衛生に貢献すること」です。
是非、予算内であなたの用途に合った良い製品をお選び下さい。

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