はい、本当です。
器具の滅菌処理や空間の殺菌消毒作業など、現在、医療施設ではさまざまなシーンでオゾン発生器が使用されています。
上の画像は、2020年4月4日にTBS「報道特集 | 地域を守る院内感染対策」で放送された際の様子です。
飛岡内科医院(岡山市)は、院内にオゾン発生器を導入し、感染予防対策としています。

待合室に設置される有人環境専用設計のオゾン発生器

出典:Wikipedia
医療施設からのお問い合わせが急増
新型コロナウイルスが世間を騒がせてからというもの、当サイトにも医療施設からのお問い合わせ件数が急増しています。
その理由は、下記3点だと考えています。
- オゾンが新型コロナウイルスを不活化することが証明された
- 医療施設でオゾン発生器が導入されていることを知った(主にテレビ)
- 新型コロナウイルス感染者を受け入れている藤田医科大学病院のような規模の医療施設もオゾン発生器を導入していることを知った
特に、2020年5月11日及び14日にNHK「おはよう日本」において、藤田医科大学病院でオゾン発生器が使用されていることを放送されたのは非常に大きな出来事だったかと思います。
もともと、従来のコロナウイルス(SARS-CoVやMERS-CoV)をオゾンが不活化することが分かっていたため、今回の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)にも有効であろうことは、容易に想像できました。
しかし、先日の奈良県立医科大学によって、実際に新型コロナウイルスを用いた実験で、オゾンが見事にこのウイルスを不活化したというエビデンスが出たことをきっかけに一気にオゾンの認知は拡大しました。
今後は、院内にオゾン発生器を導入する施設も急増し、研究も進み、あらゆるシーンにおいての詳細なエビデンスが出てくることは間違いなさそうです。
また、これを受けて、現在、多くのオゾン発生器メーカーは生産体制の見直しを図り、安定供給を目指し目下奮闘中です。メーカー側も、医療従者の負担軽減や感染拡大防止に役立つため、頑張っておりますので、みんなで応援しましょう。
どの程度の需要拡大かというと、コロナ禍以前には年間1,000台ほどの受注だった製品が、コロナ禍の3〜4ヶ月のみで12万台の受注だそうです。(120倍の需要拡大)
そのため、信頼性や品質、実績が高い製品のほとんどは「在庫なし」あるいは「予約販売中」であり、予約販売中に予約注文手続き(※)をしなければ、納品は半年以上先になることもあるとのことなので、驚くほかありません。
※直近数ヶ月の入荷分は予約注文で消化されてしまうため、これらが通常在庫に補充されることはほとんどありません。